

よもやま話シリーズです。
前回の正解は クモノスガメ でした。
2001年 当時の ANIMA には
クモノスガメ(キバラ・キタ・ミナミ)・ヒラオリクガメ がたくさんいました。
一番多い時のストックは 合計100匹近くいた と思います。
後に写っている インドホシガメ も 一匹 8,000円~ で、
お客さまが 何十匹の中から選べる という、今では 夢のような環境 でした。
クモノス や ヒラオ は、今ほどではないにしろ 当時から 数十万円 という価格帯 でした。
2001年 頃 の ANIMA では ♂♀やペア、亜種、色柄を選んでいただける状態でした。
ただ、2年程?でしたが 大量に捕獲、輸入されたため、後にⅠ類に昇格してしまうという皮肉な結果となりました。
あまりに大量に輸入されたので、現地にはいっぱいいるのでは?とみんなが錯覚するような状況でした。
保護の観点ではⅠ類昇格は必要だったと思います。
クモノス、ヒラオ関連 では、下記、2誌に 記事を執筆させていただきました。
ともに 絶版 ですが、たまにメルカリなどで出品されています。
“クリーパーNO.6 ヒラオリクガメとクモノスガメの飼育と現状”
クリーパーは マダガスカルのカメ特集で、
宇田川編集長 のご厚意で 安川雄一郎先生 、 iZoo園長 の 白輪剛史氏 と並んで書かせていただいています。
”Aqua MAGAZINE PeeP 図鑑第8号 Report of Landtortoises For The Mainia”(メインライターにて)
PeeP については、熱帯魚界のカリスマ 松坂実氏 (アグアプロダクション)からの依頼で、
創刊号から関わらせていただいていました。
リクガメ特集の8号は、リクガメ図鑑、珍種の紹介や解説なども含めて 一冊まるまるANIMAづくし となっています。
当時の分類や海外情報、飼育設備などをベースに書いていますので、
今では間違っていたり種名変更だったり、そぐわない部分もありますが 読み物としては面白く書いたつもりです。
クモノスガメ、ホウシャガメとアルダブラゾウガメ の飼育方法も特集で数ページにわたって書いています。
今でこそブリードが確立されて、入手が容易になった ホウシャガメ ですが、
当時はほとんど持っているショップがなく 日本各地から見に来られるくらいでした。
4匹程販売しましたが 一匹 200~400万円 くらいだったと思います。
ご参考までに、こちらは ANIMA で2000年に販売した個体(もちろん登録票付)の写真です。
当時からキレイに育てることに注力していました。

今では サイテスⅠ類で目にすることのない種類や当時から超レアだったⅠ類の種類、
現地でも個体数がすくなすぎて幻だと言われていたような種類も
国内外で(もちろん合法に)ほぼほぼ手に取ってみてきています。
1996年からの10年くらいの話ですので、今回のような昔話みたいになりますが、
いつか、よもやま話シリーズ でお話しできればと思います。